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書物進行度:5%


by seikou_2
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フィルタの性能という問題。

 こんばんは、黒麻呂です。
一日一文:「夕闇に落ちる孤独な旋律は、どこか楽しげに踊っていた。」


 今日の天気は良い感じに晴れ。少し雲があるぐらいが一番好きです。あの、日向ぼっこしている途中に、流れる雲が作る影で若干の涼しさを感じるのが好きです。今日は仕事なので日光も月光もなかったのですがね。あるのは電灯だけです。


 さて、今日はふと思ったことを垂れ流します。書物中に出てくる人物を書こうと思ったときのこと。
 自分が書いている『TWRR』では特に顕著なのですが、人物描写が足りてません。これは数人の方にご指摘いただいたことでもありますが、「その人物ありき」という面が見られます。
 『TWRR』に出てくる登場人物の大半はTWのルグラン鯖において自分と交流がある方々、つまり実在する人物を少なからず元にさせていただいております。もちろん、一部誇張・脚色・削減などはしていますが。
 対策は簡単なものとして、当然ですが描写を増やすこと。彼らが何を嬉しく思い、何に悲しみ、何に対して怒りを覚え、何をもって楽しいと感じているのか。彼には甲という信条があるから、絶対に乙という行動をしないだとか。彼女は丙というものに目がないだとか。そういったことを一文節でも良いから入れてみれば変わるのではないかと思います。
 そんなわけで、今度はそこら辺りに気を使って筆を動かしています(順調に進んでいるわけではないので、「走らせる」という表現は避けました。ちなみに、まだ書物屋にすらなれておりませんので「執筆」という言葉は使わないようにしています。「そんなこと思う時点で驕っている」なんて思う方はどうぞ思ってください。ですが、それを俺に向けないようにお願いしますね。ああ、文脈とほとんど関係ない括弧内ですみません)。

 そもそも、自分は、自分の書物内の人物に対して、そういうものを感じ取ってあげられていたでしょうか。彼らが彼らとして活動したときの言葉を書き表せていたでしょうか。自分にとって都合の良い言葉を吐かせていた可能性は否定できません。
 また、自分の語彙能力不足により、口を閉ざさざるを得ない人物も大勢いるはずです。彼らは自分と違うとしても、彼らの言葉を活字に起こせるのは、書き手である自分ただ一人です。彼らの言葉を自分の言葉に変換していては、「彼ららしさ」など欠片も伝わらないでしょう。

 文字にしてみると、自分の考えを多少ではありますが整理することができますね。ブログとは日記になったり、備忘録になったりで便利だと思います。


 そうそう、「上記の考え以外にもこういうのどうよ?」という意見をお持ちの方は、コメントに残していただけると嬉しいです。自分とは違う角度からの考えは、非常に参考になりますから。
 よろしくお願いします。
by seikou_2 | 2008-03-20 22:36 | リアル