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by seikou_2
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廊下に落ちる月光の美しさと言ったら。

こんばんは、黒麻呂です。
一日一文:「瞼の奥に焼きついた、すぐに消えうせる電球の光の空しさが愛しい」


 今日の天気はちょっと雲もあったけど概ね快晴。いつもは火曜日は休みだけれど、今日は担当売場の季節商品入れ替えがあったので変更で出社になりました。この振り替えはいつになるのやら。

 自分が今住んでいる家は父の実家なのですが、1人で住むには広すぎます。日本家屋の風味が強い家なので、気に入っていますけどね。
 少し話は逸れますが、子供の頃は嫌いでした。長期休暇で親と一緒に帰省しても、周りに遊ぶところが何もないからです。もちろん、家にゲームなんてありませんでした。ちょっと子供が走り回れるぐらいの庭があるだけで。
 でも、それが今は大好きです。庭に出ると虫に刺されたりするけれど、大好き。子供の頃は怖かった、灯篭が一本だけある中庭も、今はそうでもない(多少は怖い)。灯篭すげーぜ、などとわけの分からないことを思ってしまいます。自分も成長した、というか感性が変わったのでしょう。
 これが忌むべきことなのかどうかはわかりませんが、自分では面白いと思えます。あ、そしたら良いことなのかな。

 そんな中庭から少しだけ見える空、ぼんやりと浮かぶ黄土がかった色の月を見て、「もう夏がそこまで来てるんだね、」なんて子供の頃は思わなかった感傷的な気持ちになったので、今日は微かに笑えながら眠れます。

 おやすみなさい。
by seikou_2 | 2008-04-22 23:49 | リアル